【佐藤さわ】社会変革実験台 ~ クエストの物語 No.2(後編)

みんなが幸せでいる社会になるように自らが実験台となって新しい生き方を試している佐藤さわさんへのインタビューの後編です。

ここまで、佐藤さわさんの活動やこれまでの歩みを紹介してきました。

この後編では、佐藤さわさんが目指す社会を紹介します。

佐藤さわ
佐藤 さわ(さとう さわ)

Sawa’s Project :
http://sawascafe.com/project/

1971年生まれ、宮城県仙台市出身
「みんなもっと、幸せな世の中へ!」をコンセプトに、Sawa’s Projectを展開中。自らを「社会変革実験台」と名づけて実験生活を送っている。

佐藤さわが創り出すインパクト

【小泉】佐藤さわさんが本当の自分でそういう風に生きていくことによって、世の中にどんな影響が起きていくことを望んでいますか?

【佐藤さわ】みんなも幸せになったらいいよね。私だけ幸せじゃあ悪いから、みんなも幸せになったらいい。

そして、それは少しだけ実現しかかっていることがあってね。

さわさんの生き方から勇気をもらったとか、ヒントをもらったという風に言ってくれる人が少しいるの。少ないながらも。

それは本当に涙が出るくらい嬉しいことなの。

100人とか1,000人ではないけれど、すごい事だと思わない?

1人でも2人でも。そんな感じ。

私一人で10,000人にアクセスできなくても、その変わった人からまた広がっていけば、その1人、2人と分けていけば済むわけだから。

そういうふうにみんながいい影響を与え合えれるようになったら、あっという間なはずでしょ。みんなが幸せになるのって。

その片鱗が見えている、見え始まっているから、この調子で行けーって思っている(笑)

【小泉】この生き方を実験してよかったですね。

【佐藤さわ】うん。本当にそれはそう思う。

あえて言うなら、それがまだ発信ができていないと思っていてね。

まだ結果が出ていないところなんだけど、途中経過でもいいからから明らかに幸福度が上がりましたよっ!ていうのを伝えたいなーと思っている。

それで電子書籍を出そうかと思っているんだけど、まだ1ページくらいしか書けていない(笑)

今年中に出すっていう計画があるんだけど、他にもやりたいことがいっぱいありすぎて、同じくらいやりたいことなのでね。

そういうところにいます。

言いたいことがいっぱいありすぎて。しかも学びの途中だから、最初の方に書いたことが書き換わったりとかするので、なかなか進まないんだよね(笑)

おれたたエンドには間違いなくなるんだけど、そういうものを発信できたらいいなーと。

※おれたたエンド
「俺たちの戦いはこれからだ!」と物語は続くことを伝えながら終わる話の終わり方

 

佐藤さわを支えているもの

【小泉】くじけそうになることはありますか?

【佐藤さわ】しょっちゅうですよ(笑)

でも頻度は減ってきた気がするなー。

くじけそうになったときに思うのは、じゃあ定期収入がある仕事に就いて、普通の人の生き方に方に戻る?って自分に聞くと、もう絶対できないです、無理ですという答えが湧いてくるの。だから、しょうがないなーと思う。

その時はあまり前向きじゃなく、他の選択肢がないからもうこれをやるしかないわーみたいなことで、くじけそうなときは踏みとどまるしかない。

自分自身に問いかけますね。

本当によっぽど働いた方が楽じゃんというときもあって、それもだいたい一晩寝たら治ります(笑)

【小泉】今の生き方、実験を心の奥底から願っているんですね。

お金のいらない国

【小泉】さわさんから話しておきたいことはありますか?

【佐藤さわ】お金の話に関して、私一つの、最近到った結論というか、自分のどこに立つか、どこに take a stand (立場を明確にする)するかに関して揺るがないところを一つ確立できたのね。

いまのお金の使い方がおかしいねってことを言っている人たちが増えてきたよね。

マネーゲームみたいになっている、取り合いになっているのはおかしいねってことは増えてきた。

また、お金もエネルギーだからいい循環で使えばいいよねっていう人も出てきた。例えばリン・ツイストもそうだよね。

そういう人も増えてきたし、私もいまやっているのはそこなのね。感謝と応援にお金を使うってことにやったらいい循環になるんじゃないかと。

それでもやっぱり私は究極にはお金を使わないのが正解だってところに意識があるの。

いいエネルギーを載せようが何しようが、なるたけ使わないことを目指すべきだ。べきは良くないんだけどね。

だけど、今の社会からいきなり「お金を無しにしましょう」はやっぱり無理が出るから、その前段階として使い方をちょっと変えてみる、誰かのために使ってみる、自分の満足のために使ってみるっていう使い方はある。

だれど、これはあくまでも過渡期であって、そこを経ていずれそういうものが無くても、ただ分け合う、与え合う世の中になると信じているし、そう在りたいと思っているのね。

ここは言っておきたい。

お金のいらない国」っていう本があって、それが私の一番の大好きな本。座右の書とも言える。

そこは本当にそれぞれがやりたいことを、ただしているのね。

例えば、レストランの人はご飯を作りたいから作っているだけ。なので誰か食べた人から代金をもらうことはしないのね。

なんでそのレストランがやっていけるかっていうと、原材料を作っている人も作りたいから作っているだけ。

タダで仕入れているからタダで提供できて、タダで食べられる。

で、食べた人がまた誰かのために何かをやってもお金のやり取りが起きないっていうふうに、全員がやりたいことをやって分業できていれば、絶対お金は要らないはずだと思うんですよ。

で、ものすごい理想論だねってみんなが言うし、それを今の世の中でやろうとしたって無理が出てくるのはわかるんだけど、究極的にはそこを目指したいって想いなのね。

この話をすると、いやだけど交換の手段でしかなかったときにはそれはいいツールだったはずだよっていう人もいる。

例えばお魚のいいものがたくさん獲れたからあげるって人に、僕はキノコ採りが得意だけど今はキノコが採れる時期じゃないからその時のためにお金の代わりに何か、信用をお金の代わりにして、こんどキノコが採れたときにいつでもそれを持っておいでよ、交換してあげるから、って。

それはそうなんだけど、交換でなくてもいいじゃんって思うのね。

キノコの採れる時期にキノコが仮に不作で全然採れなかったとしても、いまお魚があるんだからあげたらいいじゃんっていうふうになりたい。

それがそれが一番の理想だと思っている。

交換とか、物々交換すら、まだ途中だと思っている。

「ただあるものは分け合う」です。

それを言っておきたい。

だから、お金をいいエネルギーで使いましょうという今の少し増えてきている考え方を否定はしないけど、そこ全然途中ですよーは声を大にして言っておきたい。

私がやっている実験、感謝と応援にお金を使うっていうのも、それさえ全員やればいいって思ってはいない。

一人ひとりがやりたいことをしていく

【小泉】一人ひとりがやりたいことをしていくというのは、一貫していますね。

【佐藤さわ】これをみんなに話したときに、でも絶対誰もやりたくない仕事が出てくるって言う人がいるのね。

例えば、ごみの収集というのは公の仕事じゃなければ誰も汚くてやりたくなさそーな感じがするよね。

だけど、私はやっぱりみんなのためにキレイにする仕事、ごみを処理する仕事をやりたいっていう人がきっと出てくると思っていて、だから無理に誰かの仕事として分担しなくてもたぶん進んでやる人が出るよって思っているの。

【小泉】佐藤さわさんはどんなことだったらやりたいと思いますか?

【佐藤さわ】社会変革。

社会を変えられるかもと思うことは何でもやりたい。

やりたいかどうかを自分に問うと同時に、やるかやらないか迷う出来事があるとき、これをやったら本当に社会を変えられるかって自分に聴きます。

ま、実際に変えなくてもいいんだけど、変えるかもって思ったらやるようにしている。

【小泉】その自分に問いかける姿勢はどうやって生まれたの?

【佐藤さわ】普通の人、ちゃんとした人は自己一致っていうのかな、自分が感じていることを感じれて、言葉にしたり、反応したりってできるんだろうけど。

私はそこをしないで、それに蓋をして40年間きたから、わざわざ聴きにいかないと自然に出てこなくなっちゃっているわけ。

頭の方でこうしたら合理的じゃん!が先に出てきちゃうように習慣づいているから、合理的だとしても本当にそれがしたいことなのかをわざわざハートに聴きにいかないとね。

パッとつながらなくなっちゃっているわけ、長年の癖でね。

そこはちょっとずつ、本当にいちいち聴きにいかなくてもいいようになれたらいいんだけど、そこはやっぱりまだ徐々になので、わざわざ聴きにいくことをしようと心がけてやっている。

で、いってみると違ったりしているわけ、頭で考えた正解と。

例えば、ミーティング。

ここで話を蒸し返さない方が、話は絶対流れていくじゃん、空気読んだ方がいいじゃん、って頭で思う。

けど、心に聴きにいくと、なんかこのまま決まっていくことを嫌だと思っているよってことがあるから、出すのね。

そういう感じ。

こんなわざわざ議論をひっくり返すようなことを発言するとかって今までの私じゃあ有り得ないじゃんって思いつつ、でも心がそう思っているからあえて出してみるとかって、そういう作業なのね。

【小泉】世界に心の声を届けているんですね。

佐藤さわからのメッセージ

【小泉】最後に佐藤さわさんからのメッセージをお願いします。佐藤さわさんが届けたい人へのメッセージを。

【佐藤さわ】私の生き様を見たかったら見てみてって言いたい。

見て見て―!というのは違うと思っていて、見たい人には見れるようにしておこうと思っているのね。

だから、メッセージとしては見たかったら見れるようになっているよってことですね。

ま、見れるようにしておかないと。まだ見れるようになっていないから(笑)

【小泉】なんか生き生きしていますね!

(インタビュー日:2017年6月14日)

編集後記
親しみやすさを感じる話し方で語ってくれる佐藤さわさん。その無邪気さからは大いに元気を頂きました。

今の社会が忘れてしまっている大切なものを世の中に届けてくれています。ここに到るまでに、充分に自分自身と向き合ってきたんでしょうね。

そして、自分自身と向き合い、自分にとって大切なことを知り、それを大切にしていると人は厳しい状況から何度でも立ち戻っていけるんでしょうね。

心の声に素直に生きる佐藤さわさんが創り出す世界を楽しみにしながら、その活動を応援していきたいですね。

ありがとうございました!

※ 佐藤さわさんオススメの本:

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※ 参考サイト

  • Sawa’s Project
  • 「みんなもっと、幸せな世の中へ!」をコンセプトに佐藤さわ自らが実験台になっているプロジェクト。
     

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